CEOメッセージ

「つなぐチカラ」を進化させ、
誰もが思いを実現できる社会をつくる。
KDDI VISION 2030

「夢中に挑戦できる会社」へ

私たちは、KDDIグループの「ありたい未来社会」を実現するため「KDDI VISION 2030」を掲げています。それは、「つなぐチカラ」を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくることです。

「つなぐチカラを進化させる」は、私たちにとって重要なテーマです。
通信や多様なサービスの提供を通じて、人々の「命」、「暮らし」、そして「心」を温かく結びつけていきたいと考えています。この「つなぐチカラ」の進化は、私たちが掲げる使命の中心です。

今や、通信とAIは日常のあらゆるシーンに溶け込み、新たな価値が生まれる時代が訪れています。
AIやデジタルデータを駆使し、「つなぐチカラ」を新たな次元へと引き上げることで、すべての事業に新しいデジタルの流れを取り入れ、お客さまやパートナーの皆さまに新しい価値を提案し続けていくことができるはずです。

私は社長就任にあたり、目指すべき姿として「夢中に挑戦できる会社」を掲げました。

KDDIには、国際通信の黎明期から培ってきた開拓の歴史、国内市場の大手企業への挑戦を通じて、お客さまに寄り添い、期待を超える感動を届けるために挑み続けてきたチャレンジ精神があります。
その上で、社内での「挑戦」はもちろんのこと、日本の未来のために、「夢中に挑戦」する人をどんどん応援していきたい。
この想いをもとに、私は未来に向けて3つの展望を描いています。

「未来をつくる仲間とつながる」

社内外の多くの仲間と個性を活かして、
共に夢中になれるパートナーと一緒に、未来をつくることに挑戦します

「つなぐチカラを世界に広める」

本格的なグローバルでの戦いはまだまだこれから、
パートナーと共に、日本国内で成功したモデルを海外に広げる取り組みに、いま一度挑戦します

「お客さまの今とこれからにつながる」

「ライフ=生活」を支える会社から、「ライフ=人生」を支える会社へ、
お客さまにとっての「いい未来」を共につくっていくことに挑戦します

これら3つの挑戦を通じて、全社員の夢中の力を原動力に、多様なパートナーと共に未来を切り拓いていきたいと考えています。

私たちには社員一人ひとりが普遍的な価値観として持つ「KDDIフィロソフィ」があります。
KDDIには創業当時からチャレンジ精神を大切にする文化があり、このチャレンジを称え合う風土をさらに育んでいきたいと考えています。「高い志を抱き、具体的な目標を立てる。絶対に達成するという強烈な願望を持ち、成功するまであきらめずにやり抜く。そして、達成した喜びを分かち合う」、この一連のサイクルが私たちの「仕事の流儀」です。

フィロソフィをはじめ、KDDIが持つ価値観や文化、社風は未来に向けて継承していく。
そして、「AI」を中心に新しいデジタルの潮流を先取りし、変化を楽しみ、チャレンジして変革する。
全社員が夢中になって「つなぐチカラ」の進化に全力投球していきたいと考えています。

継承と変革、アップグレードを重ねるKDDIにぜひご期待ください。

KDDI株式会社
代表取締役社長 CEO
松田 浩路